すばる法律事務所 Subaru law office

東京都中央区銀座1丁目
東京弁護士会・第一東京弁護士会所属

すばる事務所通信

私たちの事務所は、
市民の味方を
モットーにしています。

10.6.26号 SFCG・日本振興銀行・信託銀行110番

  6月26日〜27日、東京市民法律事務所において、SFCG・日本振興銀行・信託銀行110番が行われ、私も、26日(土)の午後に短時間ですが参加してきました。

  SFCGの貸付債権は、SFCGの再生・破産開始前に大島健伸の外資系を中心とする信託銀行、ファミリー会社、日本振興銀行に二重三重に譲渡され、各社はサービサーに取立を委託したり、ファミリー会社はこれを更に第三者に譲渡したり、日本振興銀行は譲受を遡及的に撤回したりと大変に複雑怪奇な様相を呈しています。

  日本振興銀行は、SFCGの顧客を自社の顧客にしようと、借換を勧めたり、譲渡を受けた信託銀行・サービサーは、(既に弁護士に依頼し、受任通知を行っている借主を含めて)借主に対する直接の取立も行われています。また、こうした借主の中には、過払になっている顧客も多く、SFCGの破産手続で、何時、どれだけの配当があるかについても興味をもたれています。

  こうした中で、「日栄・商工ファンド対策全国弁護団」が今回の110番の企画を打ち出し、被害者からの電話相談を受け付け、その場で回答できることは回答をしたり、全国の弁護団員に事件を配転しました。

  なお、相談の多くは、「貸付債権が二重に譲渡され、誰に支払ったらいいのか」とか「わけの分からない会社から債権を主張されているが信用できるのか」とか「過払の可能性があるがどう調べたらいいのか」とか破産手続に関する相談が中心で、一部の新聞報道にあったような、日本振興銀行に企業ごと取り込まれ、相保証や株式の持ち合いをさせられたというような事案は110番の初日の相談ではなかったようです。それでも初日だけで128本もの電話相談があり、相談を真面目に担当した弁護士は対応に忙殺されたようです。

  今後、刑事捜査が進む中、SFCG・日本振興銀行の今回の問題は、決して「資産隠し」や金融庁に対する虚偽報告の域に止まらない、更に大規模な中小企業被害事件に発展しそうな予感がもたれます。(内藤)

 

お電話でのお問い合せは
フリーダイヤル 03-5159-6633
受付:平日9:00〜18:00(土日祝祭休)
すばる法律事務所

フォーム